2011年06月24日

6月の雨に最も似合う曲・ベスト1



6月も終わりに近づき、梅雨もそろそろ終わろうとしている。
『6月の雨の夜、チルチルミチルは』by 友部正人。
難解である、なんともやっかいな歌である(笑)
それでいて、悔しいけれど心に残ってしまう。僕が友部を最初に聴いたのは、
中学の終わりか、高校に入った年だったと思う。『大阪にやってきた』という
アルバムに出会い、『一本道』(セカンドアルバム『にんじん』に収録)に涙した。
なんだろうな、このヘンな声に、ヘンな歌。奇妙な緊張の糸を張りつつ、
『言葉』をシャウトする。そう、友部は詩人であり、「言葉をシャウトする歌手」だ。
(と、僕が決めつけたんだけどw)
ずい分と長い年月が経ったな。この演奏でさえ20年以上前のものだし、
友部は50年近くも歌いつづけている。

6月の雨に最も似合う曲・ベスト1はこれでキマリだ。


「続きを読む」に歌詞を紹介してあります。
聴き終わって、興味のある方はどうぞ♪


6月の雨の夜、チルチル・ミチルは

6月の雨の夜、チルチル・ミチルは
からの鳥かご下げて死の国へ旅立った
ゆうべのままのこのぼくが
朝日をあびてまだ起きている

半ズボンはいたチルチルは 2人の子供のお父さん
そのチルチルにさそわれて
ミチルは生まれ育った町を出た

会話をとぎれさせまいと
わざと明るいお店を選ぶ
4人が作る沈黙の中で
6月の雨の池ができ上がる

6月の雨の通りを 今夜は歩く人も少ない
生ぬるくなったビールの中で
雨がポチャリと音をたてる

ポケットの中の車のキーを
まるっこい手で握りしめながら
車をホテルに預けてきたからと
ミチルに勘定を払わせる

もう会えないと思うからと
ぼくに一曲うたわせる
それほどよくはうたえなかったのに
最高最高とチルチルは言う

もしも死にに行く人になら
いい思い出だけにはなりたくない
そう思いながらも手を振って 黒い車を見送った

知らないことでまんまるなのに
知ると欠けてしまうものがある
その欠けたままのぼくの姿で
雨の歩道にいつまでも立っていた

6月の雨の夜、チルチル・ミチルは
からの鳥かご下げて死の国へ旅立った
ゆうべのままのこのぼくが
朝日をあびてまだ起きている


posted by genki06 at 21:14| Comment(0) | TrackBack(0) | ★→ほんの雑文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/211671768
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
▲とりあえずTOPページへ帰ろう▲













Copyright (C) 2011 Genki James. All rights Reserved,I used the system of the SeeSaa blog.I thank you very hard.


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。